こんにちは!株式会社Beクリーンの加藤です。
北海道の冬に特に多く発生し、非常に厄介なトラブルのひとつが「室内での灯油漏洩(油漏れ)事故」です。 「ストーブの配管から漏れた」「上の階から灯油が垂れてきた」といった事故が起きた際、多くの方は「拭き取れば臭いも消えるだろう」とか「建材を交換すればにおいが消えるだろう」考えがちですが、実は表面を清掃したり建材の交換だけでは全く解決になりません 。
Beクリーンでは、感覚的な「臭いが減った」という曖昧な施工は行いません。「科学的根拠に基づいた完全数値化」と「徹底した施工要領書の事前提出」を行っています。
今回は、Beクリーンがお客様や保険会社様に提出している実際のデータの一部を公開しながら、なぜそこまで徹底した報告書が必要なのかを解説します!
1. 「臭い」と「有毒ガス(VOC)」をグラフで完全可視化
灯油の臭いは単なる「不快なニオイ」ではなく、健康被害を引き起こす「揮発性有機化合物(VOC)」という有毒なガスの塊です 。Beクリーンでは、高精度な専用機器を用いて、施工前後の数値を明確なグラフにして報告しています。

上記のグラフは、室内の臭気(Odor)レベルを時間経過とともに測定したものです。
- 赤線(作業前): 普段ありえない値であるPF値1400に達するほどの異常な悪臭環境。
- 青点線(目標値): 日常生活が送れるレベルへの低減目標 。
- 緑線(作業後): 施工後の実測値。目標値をしっかりとクリアし、臭気が劇的に低減していることが一目でわかります。

さらに重要なのが、こちらのVOC濃度の比較グラフです。
- 赤棒(施工前): テトラクロロエチレンやクロロホルムなど、極めて危険な物質が厚生労働省の管理濃度(青棒)を何十倍、何百倍も超過している状態です。
- 緑棒(施工後): 特殊な化学分解消臭施工により、ほぼ全ての項目で「検出限界値以下(ゼロ)」を達成しています。
「なんとなく臭いが消えた」ではなく、「安全な空間を取り戻した」ことを客観的データで証明します。
2. なぜ「施工前」に詳細な作業施工要領書を提出するのか?
Beクリーンでは、作業に入る前に必ず詳細な「作業施工要領書」を作成し、ご提示しています。これには大きく分けて2つの重要な理由があります。
① 「拭き取りだけでは不十分な理由」を科学的に証明するため
灯油はコンクリートや木材の奥深くまで浸透します 。表面を拭いただけで換気をしても、建材の深部から発がん性物質(ベンゼンなど)を含む有害ガスが揮発し続けます 。 要領書の中では、測定器の数値を用いた科学的根拠をもとに、「なぜ解体が必要なのか」「なぜオゾンやラジカルを用いた化学的酸化分解が必要なのか」を明確に記載します 。これにより、後々の健康被害(シックハウス症候群など)や賠償問題を防ぎます 。
② 保険適用(保険申請)をスムーズに進めるため
通常以上の解体や特殊脱臭工事を行う場合、保険会社に対しても「なぜその工事が必要不可欠なのか」を納得していただく必要があります。 Beクリーンの要領書では、悪臭防止法や労働安全衛生法の基準を引き合いに出し、現状がいかに「受忍限度(日常生活で我慢できる限界)」を遥かに超えているかを論理的に説明しています 。 単なる「消臭の見積書」ではなく、「法的・科学的見地から見た原状回復の必要性」を添えることで、適正な保険適用の判断を強力に後押しします 。
3. 被害が下の階に及んでいる場合はさらに危険!
上の階でこぼれた灯油が下の階に漏れてきた場合、「液体が垂れてきただけ」と思われがちですが、実は「逃げ場のない高濃度の有毒ガスが天井裏に充満している」という非常に危険な状態になっています 。 当社では、こうした「見えないガスの滞留」も見逃さず、汚染建材の徹底撤去やVOC分解、強力な燻蒸施工など、根本的な解決策をご提案します 。
おわりに
灯油漏洩事故は、対応を間違えると長期間にわたってご家族の健康を脅かす恐れがあります。 株式会社Beクリーンでは、豊富な経験と国際資格(OCT等)に基づく専門知識で、調査・測定から解体、完全消臭、データによる完了報告までをワンストップで行います 。
万が一のトラブルの際は、確実な「証拠」と「技術」を持つBeクリーンにぜひご相談ください!


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