このページはBeクリーンの防カビ施工事例のページです。
住宅の高気密高断熱化に伴い、住宅の床下でカビが発生することが増えています。
新築住宅の床下でカビが発生したため、殺カビ、防カビを行ってほしいとのご依頼で
施工を行った事例です。
カビ発生の理由としては
・基礎部は秋に出来上がり、冬は雪の下に埋もれていた、春に家を建て始める
・床など順番に作っていくが基礎の乾燥が不十分
・新築住宅は完成間近まで暖房が入らない
・引き渡し近くなり暖房を試運転
・もともと湿っている基礎が温まり水分が蒸発、さらにあちこち結露
・木材やコンクリートにもともと付着しているカビ菌が増殖
・カビだらけ
という内容です。
新築住宅(お引渡し前)の床下に発生したカビです。フローリングの下地の板の裏側にビッシリカビが生えています。
基礎コンクリートにも同様にカビがビッシリ生えています。
ベタ基礎の場合は床下空間も居住空間と同様の温度に管理され、床下で温められた空気が室内に循環する空調システムも
多いです。これだとカビ菌が家じゅうに飛び散ることになり、健康の面でも臭いの面でも良いことはありません。
布基礎の家でもあちこちの隙間からカビの臭いが発生したり、食品庫がカビるなど問題は多いと感じます。
木材部分やコンクリート部分に次亜塩素酸ナトリウム(カビキラーやキッチンハイターなど)を塗ったり噴霧するのは良くありません。
それとカビキラーなどは臭いが独特の刺激臭ですから、この臭いが家中に充満する可能性もある為使うのは良くないと思います。
まずはきちんと除塵します。
しっかりした建築屋さんだと新築住宅引渡前に床下の清掃も行い、靴下で歩いたとしても靴下が白くならない程度までゴミやホコリ、木屑、コンクリート粉
などは除去されています。
そうでない場合は、床下にある木屑などもカビ発生の原因になる場合があります。床下の湿度が高く、木屑が湿った状態になる、そこにカビ菌が繁殖し他の
場所にまで胞子が飛んでいくというイメージです。
Beクリーンでは床下の除塵は数えきれないほど行っており、床下除塵の為の道具や知識も豊富に揃っています。
防カビ剤だけを噴霧することも多いようですが、あくまでも防カビであり、今現在発生しているカビを死滅させるわけではありません。
きちんと順番に処理を行うことが理想的ではないかと思います。
殺カビ剤を噴霧もしくは塗りこんでいきます。
極力人体に害のないものを使用します。
強力な殺カビ剤を使用すれば簡単にカビは死にますが、人体の影響を考慮し、優しい殺カビ剤を使用するため、効果が
発揮されない可能性もあります。その補助として、オゾンガスによる殺カビを必ず行います。
オゾンは気体ですので、噴霧や塗布で行き届かない場所までも入り込み、かつ強力な効果でカビ菌を確実に死滅させます。
オゾンの濃度を何ppmに設定し、どれくらいの時間処理しなければカビ菌は死なないという数値が存在します。(これをCT値と言います)
この計算をきちんと行わなければいくらオゾンガスを発生させても効果はありません。
この計算を行う為には発生しているカビの種類も分からなければいけませんし、色々と調査が必要です。
その後、状況に応じて適切な防カビ剤を選定し吹き付けていきます。
防カビ剤メーカーでは〇年持続するなどと言っていますが、暮らし方や住宅の性能により効果は変動するため、Beクリーンでは
〇年保証などの保証は一切付けられません。(ただ、過去の施工でもカビが発生したというクレームはありません)
ご希望があれば、抗菌コーティングの施工も行います。床下を抗菌状態にすることが可能です。
施工直後は臭いが出ますが、数日で無臭になります。
さらにご希望があれば作業前後の空間に浮遊するカビ菌の数を比較したり、カビ発生個所のカビ菌数を比較するなど、作業が目で見ても
わかる調査も行います。
外部業者に委託ではなく自社施工が可能なため、委託する場合よりは安価に検査可能です。
参考までにこの事例の場合ですと、床下の面積が30平米でした。(カビがひどい箇所のみの面積)
工期は3日で施工代金は¥90,000-でした。(菌数の調査や、カビの菌種同定は含まず)
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