フローリングのタイヤ痕を消す
やはり3月はBeクリーンのような賃貸物件の退去清掃、売買物件の清掃、新築物件の引き渡し清掃などを主にやっている業者は忙しいです。
忙しい時ほど「デジタル化」ってのはありがたくて、
・工事の工程表が専用アプリでかなり早い段階から見ることが可能
・図面など全てPDFで届いて現場の作業時間の目安が予測しやすい(何処を直す、どれを交換するなど分かると分からないじゃ予定のしやすさは雲泥の差です)
・請求書なんかもデジタルで良ければ郵送の手間が省ける(印刷して押印してとか時間の無駄ですからね)
・工事状況などがメールだけですぐ確認できるとか、グループlineですぐに確認可能とか
(いちいち電話で確認なんて時間のロスが多いし、無駄が多いです)
そんなことでデジタル化のおかげで10年前よりは相当スムーズにはなっています。
今回のブログテーマの「フローリングのタイヤ痕」もLINEで写真を送ってもらい「落とせる落とせない」って判断して見積もりしてなので、現地に行く手間が省けます。ものすごくありがたいですね。
こんな感じ








消し方
消し方は秘密なんですが(笑)
タイヤ痕もワックスが塗ってある床なら簡単なんです。ワックスを剥がせばいいんだもん。
ただ僕は剥離までして消さないんですがね。剥離しちゃうとツヤの差が大きくなるのと手間が大掛かりになるので避けたいところですよね。
難しいのが写真の白っぽい床。俗にいうノーワックスフローリングという床材ですね。
白っぽいのでも一番最初の写真はフロアタイルという木じゃなくて塩ビタイルと言うんですかね?ビニールですね。2種類目の白っぽいフローリングは合板に工場出荷時にUV塗装してあるタイプ。新品でツヤツヤのノーワックスフロア。
3種類目4種類目はクラシックなワックス仕上げのフロア。3種類目はワックスを突き抜けてフローリングにまで色素が染み込んでいたケース。
ネットで検索すると「メラミンスポンジ」とか「除光液」とか「エタノール」とか「剥離剤」とか出てきますけど、正直消えないと思います。消えたとすればワックスフロアのケースでワックスを削り落とした状態になり運よく消えた。ってケースかな?と思います。
一般的にはフロア補修で対応か張替対応
賃貸物件だと「痕が付いたところだけ張替費用を負担」とか借りてた人が得するような情報が多いです。でもオーナーさんにしたらたまったもんじゃないですよね。。部分張替なんかしたらそこだけ色など合わなくてヘンテコな感じになりますし。補修で消す方が良いと思うけど、補修も安くはないですからね。
僕のやり方は基本的には「染み抜き」無理な時は清掃と補修の合わせ技で消します。
それでも100%消せる!という訳ではないんです。今の所70~80%位の成功率です。「なにやっても消せない」ってケースもありますね。
d-リモネンとかオレンジオイルで薄くなるという情報もあります。これはけっこういいと思います。
ただリモネンなどを使うとワックスは剥がれます。使い方ですよね。僕はリモネン使いませんがね。そしてリモネンだけじゃ落ちないと思うし。
僕は○○○○って溶剤を使いますけど、これも不思議なもので何と合わせて使うか?で結果が変わるから面白いんですね。ここで言う「何」ってのは薬品とかじゃなくて道具ですね。スポンジとかブラシとかそういう道具。
最近は剥離じゃないけど、研磨で落とすやり方も閃きました。ただ染み込んでいる場合はどれだけ研磨したって落ちないので(見えなくなるまで研磨したら床がえぐれます)研磨と染み抜きとか、研磨と溶剤とか色々組み合わせるんですが。
色々なやり方を考える時間が楽しいな。と思います。
研磨は昔は出来なかったんです。自分が下手くそで(笑)1ミリよりも薄い単位の研磨が昔は出来なかったんです。今は練習の甲斐があってフローリングを研磨で真っ白にしたとしても研磨で元のツヤに戻せるくらいの精度が出せるようになりました。
これが出来るようになったおかげで、今までの染み抜き法と溶剤法と研磨法の3パターン武器が出来て、これらを組み合わせて品質を上げられるようになりました。
あと2パターン位「たぶんこれをこうして出来るんだろうな」って閃きはあるので練習を重ねようと思っています。
ちなみに1番上の写真のフロアタイルはあまり研磨はお勧めしません。あっというまに風合いがおかしくなるし、表面が熱で溶けたりします。
旭川ハウスクリーニング,旭川掃除,旭川美装,各種,消臭,除菌,防カビ,臭気調査,カビ調査など専門的な作業も得意です。
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