コロナ消毒のご依頼が増えています
あまり大々的に宣伝していませんがコロナ消毒のご依頼が増えています。
Beクリーンの消毒価格は一般社団法人日本除菌脱臭協会が提唱しているRE-BORNというコロナ消毒システム導入業者さんに合わせているので、正直なところ安くはありません。
ですが去年あたりから「安いだけで効果があるかどうか分からない消毒じゃ意味がない」とか「消毒液噴霧は国がダメだと言っているのに業者はなぜ噴霧するのか?」など知識のあるお客さんが増えており「多少高くてもしっかりした消毒を依頼したい」ということでご指名頂けるケースが増えています。
特に多いのがお医者さん(病院)とか福祉施設、幼稚園、保育園などよりハイレベルな消毒が求められる場所からのご指名が多いです。
それだけ皆さんコロナ消毒の内容も気にしてきているという事だと思います。
ここからはウンチクです(笑)
次亜塩素酸水の噴霧についてはWHOは推奨されない、CDCも「空気や表面の除染のためには不十分な方法であり一般感染管理には推奨されない」という見解は変わらないようです。日本では「メーカーの説明に従い自己判断で」ということに変更になったみたいです。効果があるかどうかは書かれていないですが、、
次亜塩素酸水がダメって訳じゃなくふき取りで使う場合はあらかじめ対象物の汚れをしっかり落としてから次亜塩素酸水で対象物を20秒以上ビチャビチャにしておけば効果があります(80ppm以上)。でもあらかじめ汚れを落とさないでいきなり次亜塩素酸水で拭く人が殆どですが、、、、
次亜塩素酸水の生成装置から直接かけ流しで対象物を濯ぎ洗い出来るなら35ppmで20秒以上すすげば効果があります。が、生成装置から直接かけ流しって難しいですよね。。
仮に次亜塩素酸水を噴霧しても20秒間空気中にとどめられるならある程度の効果があるのかな?って思います。でも噴霧した液体を20秒空気中にとどめるって現実的じゃないですよね。。。
シャットノクサスというエタノールを発火の心配がなく噴霧できる機械があります。
これも僕はどうなの?って思うんです。
エタノールと炭酸ガスを同時に噴射して引火させない素晴らしい技術なんですが、エタノールが空気中で爆発気体を作る時の下限濃度は3.3%とされています。シャットノクサスもこれ以下になるように設計されているらしいです。僕が見た論文ではシャットノクサスで噴霧時のアルコール濃度は0.42%だったそうです。
エタノールがコロナに効果を示すにはおおよそ70~95%くらいと言われています。
3.3%じゃ低すぎません?それにシャットノクサスが1分間に噴霧できるエタノールの量って60mlです。手指消毒で必要なエタノールの量は大人の手で3ml。これを15秒以上接触させる。
シャットノクサスはとても早く揮発する。というのを売りにしています。15秒以上対象物をビチャビチャに保てるでしょうか?
でも、シャットノクサスも使い方では効果がすさまじいと思います。
とある研究データによると
・アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩とエタノールと蒸留水を適切な量で混ぜる。
・混合液を対象物に20.5ml/立米以上噴霧すること。
この2点をクリアすると消毒効果を得られたとの論文がありました。
でもシャットノクサスでコロナ消毒をしている業者さんてエタノールしか詰めてないことが殆どだと思います。アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩って何?って今ググってる人が多いと思うんです。
僕が見かけた論文でも条件によってはほぼ効果なし。と書かれていましたし、、、
エタノールやアルコールによる清拭も注意が必要で、次亜塩素酸水同様にあらかじめ対象物表面の汚れを落とす必要があります。
でもレストランでも消毒液をスプレーして使い捨てじゃないタオルで液を伸ばしてるだけ。って見かけますよね。これ意味ないですね、、、
ATPふき取り検査による評価。ってのも疑問です。
要は専用の機械で何か所かをサンプルとして清浄度を調べるんですけど、拭き取り検査の機械(ルミテスター)のメーカーも「コロナウイルスは調べられません」って言ってます。
ルミテスターは菌は測定できるけどウイルスは出来ない。
これってある意味何も分からないお客さんを安心させるためのパフォーマンスだと思います。
今みんなが気になってるのはコロナウイルスですからね。なんらかの菌じゃない、、、
何が正解か?
どんな消毒方法が正解なの?これは正直分かりません。
僕が導入しているRE-BORNという消毒方法も完ぺきではないと思います。(僕は様々な消毒方法を勉強して比較して今の所はRE-BORNが一番理論的にも効果が高いんじゃないか?と思ってはいますが)
何が正解かは分かりませんけど、でも「それは間違いでしょ」ってのは分かりますよね。
間違いじゃなくても正しく使用しなければ効果がない。とか。
オゾンを使うにしてもCT値60ではコロナウイルスは1/10~1/100までしか不活化できない。CT値330なら1/1000~1/10000まで不活化できる。
ちなみに消防局はCT値60を採用していますからCT値60がダメって訳じゃないですよ。救急車とかはCT値60でオゾンを発生させるみたいです。
Beクリーンのコロナ消毒はCT値360に設定します。これですとCT値330(厚労省PMDAによる医療機器認証の実証実験値)よりもさらに効果を期待できます。
CT値360ってその辺の安いオゾン発生装置や低スペックな装置では到達できません。高スペックな機械を複数台持っていなければ到達できない数値だと思います。
こういうこと考えるとBeクリーンのコロナ消毒は安くはないけどお医者さんなど専門的な人からも指名される理由が分かるかな?って思います。
それに僕だって感染の危険性にさらされながらドキドキしながら作業ですし、作業後もPCR検査請けるとかしっかり対応するので消毒以外の経費も掛かるんです。
どうせ高いお金払うならしっかりした作業をしてくれる業者さんに依頼するのが良いと思います。
別にBeクリーンじゃなくてもいいんです。Beクリーンが嫌ならしっかりした業者さんご紹介しますし。
僕としては「早くコロナ無くなって」って切実に願っているので、消毒業者さんも意味のない作業を行わないでしっかり作業してほしい。って思うんです。しっかりした作業が広まればコロナ終息に少しでも貢献できるんじゃないかと思っています。
旭川ハウスクリーニング,旭川掃除,旭川美装,各種,消臭,除菌,防カビ,臭気調査,カビ調査など専門的な作業も得意です。
換気扇掃除、換気扇クリーニング、エアコンクリーニング、エアコン分解クリーニング、お風呂掃除、灯油消臭、火災消臭、火事消臭、ペット消臭、タバコ消臭、芳香剤消臭、VOC除去、などなど住まいの掃除から空気空間のお掃除など、ハウスクリーニングからビルメンテナンスまで幅広い守備範囲が自慢です。
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