食品加工場のカビ処理作業

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SEO対策とか熱心に追いかけていない僕でも「みんなが検索するワードをブログに入れたいな」とか下心があるんですよ(笑)でもカビってみんなどうやって検索するのかが分かりません、、、、

先日商工会の仲間に言われましたが「加藤君はさ、自分でHP作ってるじゃん。ダメだよね。加藤君が言いたいことはお客さんが知りたいことじゃないんだもん。」って。

もっともだよな。って思いました。

特殊清掃とかのHPで多いですけど「ご遺族の思いに寄り添って」とか「ご供養がなんだか」とか聖人君子みたいなフレーズ多いじゃないですか、それにHPの中身も正直みんな似たり寄ったり。(SEOに効果的なテンプレートがあるらしく、外注業者さんに依頼すると大体似たデザインになるそうです)

僕は正直「本当にそんなこと思ってるの?」とか「そんな立派な志を持っているの?」「社名が無きゃどこの会社か見分けつかないじゃん」などなど否定的でしたが、良いんですよね。正解なんですよ。お客さんが知りたいことを書いてあるのが正解。僕のHPの運用が間違っていた。ということに気が付きました。僕が間違いでした。

食品加工場のカビ処理作業を行いました。

食品加工場 カビ
食品加工場 カビ
食品加工場 カビ
食品加工場 カビ
食品加工場 カビ
食品加工場 カビ

こんな感じで壁とか天井とか、カビの業者さんが見ると「うん、その辺カビやすいよね」って部分がカビ被害の見本みたいにしっかりカビていました。

カビキラーなどを使えばある程度漂白されてカビは消えるんですが、これだけでは不十分だと僕は考えています。窓のサッシとかお風呂場なんかがそうだと思いますけど、カビキラーでキレイにしても気が付いたらカビが生えてますよね。

色々理由はあるんですけど、キチンと日々の清掃がされてなくてカビちゃうとかそもそもカビの除菌が不十分で再発するとか。

カビキラー(要は次亜塩素酸ナトリウム)はカビにとても有効ですけど使い方とか接触時間、濃度とか色々気を付けないと効果を十分に発揮できないと思います。

シュシュっと吹き掛けて白くなればOKって言う程度であればご自分で大量のカビキラーなりハイターを噴霧するのでもOKかと思います。

僕がよくお客さんに言うのは「自分でやるのは草刈り。僕たち専門業者がやるのは草むしりと除草剤。」みたいな例え方ですね。刈るだけじゃすぐ生えてきますし。むしって除草剤巻けば長持ちします。

お客さんも「カビ処理て何やるの?」「時間は?」みたいに疑問が多いんです。

大体の流れは

・洗浄 ・カビ除菌 ・カビ除菌 ・カビ除菌 ・防カビ ・必要であれば作業前後でカビ菌数試験など各種検査業務も自社施工で可能です

みたいな流れで施工します。カビ除菌が3回あるのはそれぞれ違う薬品などを使用する為です。

オゾンでカビ処理は出来ないという意見もありますが、オゾンでカビを除菌できる研究結果もあります。ただオゾンではカビの漂白は出来ませんし、ただオゾン発生器を運転させるだけでは特に効果がないので、これも注意が必要です。使い方次第ではオゾンも非常に効果が高いです。カビキラーも同様できちんと使えるのなら非常に効果は高いと思います。

それとカビ除菌に次亜塩素酸系の薬品を使う場合はオゾン併用は特に注意が必要で、たった一つの塩素原子が存在するだけで数万個のオゾン分子が破壊されます。何を言いたいかというと、塩素とオゾンは相性最悪。って事です。

高濃度の塩素系薬剤を使って、その後オゾンで処理。完全消臭。っていう施工パターンが多いんですけど、これは完全消臭というよりは嗅覚がマヒしてしまい臭いが感じられなくなっているだけだと思います。

防カビ剤で処理後はカビが生えにくくなります。ただBeクリーンでは「何年保証」とか保証は一切つけられません。

過去の施工でカビが再発というケースは今の所ありませんけど、防カビって難しくてお客さんのライフスタイルとか建物の状況で性能がものすごいふり幅で変わります。

先日受講した日本レストレーション協会さんのセミナーで分かりやすい例えを使用されていました。

・ガラスって本来であればカビることはありえない材質です。でもガラスがカビてる住宅ってよく見かけますよね?あれってガラスが汚いからカビが生えるんです。要はカビが生えない材質であっても使い方でカビが生える原因を作ってします。

みたいなことを仰ってました。全くその通りだと思います。

いくら高性能で高価な防カビ剤を使用しても環境要因により効果を発揮できないケースも多いという事です。なので保証は付けておりません。

食品加工場 カビ
食品加工場 カビ
食品加工場 カビ
食品加工場 カビ
食品加工場 カビ
食品加工場 カビ

キレイになりました。

お客さんも「なんか明るくなった」と仰って下さり良かったです。僕も自分で施工しておいてなんですけど「すげー!白くなったじゃん」って思いましたね(笑)

キチンと清掃などしてもらえれば10年くらいはカビないはずですけど、こればっかりは僕は何とも言えません。

普通のお掃除屋さんでもカビ取りだけならやってくれますが、先に書いたようなただ漂白されるだけの施工が多いかと思います。カビ専門業者さんでも塩素系薬剤で漂白除菌、防カビ剤噴霧。ってので終わりのパターンも多いです。

ひどい場合だとアルコールで拭いて除菌とか。アルコールで拭くのはカビ対策には悪手だと僕は思いますし、菌類の研究を専門でされている方も「カビにアルコールは意味ないね」とハッキリ仰っています。僕も実験しましたが、アルコールで拭くと拭いた直後は菌検査しても菌は検出されないんですけど1時間もしないうちに、すぐに菌が復活?します。

要はほんの一瞬キレイになるだけで持続的な除菌は出来ない。ということです。

グーグル検索とかで「カビた鞄をキレイにするには?」みたいなこと調べると、アルコールで拭くと除菌が出来てカビが取れる。って出てきます。僕なんかはミーハーなので試しました(笑)

24年前に買ったA.I.P(アメリカンインパリス)っていう手頃で使いやすいメーカーのカバンがカビました。未だに使ってますけど。これをアルコールで拭いた。取れた。でもすぐカビた、、、(笑)

アルコールは悪手。間違いないと思います。身をもって体験しましたね(笑)

商工会って素敵な団体です。みなさん似た規模の個人事業主から零細企業くらいまでの集まりです。

旭川は「商工会議所」「青年会議所(JC)」「商工会」とか他にも「中小企業家同友会」「ライオンズクラブ」「ロタリークラブ」「守成クラブ」とか色々団体が多い街でそれぞれ団体によってなんとなく企業の規模感が分かれているように思います。

商工会議所は中企業から大企業が多くて、青年会議所はお金持ちの会社の跡取り息子さんとか、商工会はBeクリーンも含めて風が強く吹いたら吹き飛ぶような規模の企業が多いです(汗)

商工会の大先輩たちと話をしているとやはり学びが多くて。とりあえず先輩と話していて思ったのは「自分は引退するまでずっと現場に出て作業をしている人間でいよう」ってことですね。

零細企業なんて企業というよりも自分がブランドなんですから。開業当時お世話になった旭川クリーンサービスさんて美装屋さんの社長もいまだに現場出てますし。ゆとりのある零細企業は現場に出てナンボなんだな。って改めて痛感です。

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旭川ハウスクリーニング,旭川掃除,旭川美装,各種,消臭,除菌,防カビ,臭気調査,カビ調査など専門的な作業も得意です。

換気扇掃除、換気扇クリーニング、エアコンクリーニング、エアコン分解クリーニング、お風呂掃除、灯油消臭、火災消臭、火事消臭、ペット消臭、タバコ消臭、芳香剤消臭、VOC除去、などなど住まいの掃除から空気空間のお掃除など、ハウスクリーニングからビルメンテナンスまで幅広い守備範囲が自慢です。

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