東京 灯油 消臭

北海道 灯油 ニオイ

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よくネットで見る有益情報のコラムみたいに書きたくて書いてみました。

北海道の住宅では依然として灯油を使う設備は多く残っています。

灯油ボイラーなどの給湯設備や、ストーブなど暖房器具、融雪槽やロードヒーティングなどの設備が該当するかと思います。他にも大きな建物ですと貯湯槽に貯めるお湯を沸かす重油ボイラーとか床暖房の熱源の為に灯油設備を使うとか色々ありますよね。

そんな身近な灯油ですが、こぼしてしまうととてもクサイです。

灯油の健康被害としては

灯油の蒸気を吸い込むと、気管支を刺激し、咳や呼吸困難を引き起こす可能性がある。中枢神経への影響として、頭痛やめまい、意識混濁などを引き起こす可能性も指摘されている。

他には長期間灯油の臭いの中で生活することで化学物質過敏症を発症してしまうかたがいたり、吐き気や

食欲がなくなるなどのお話もよく伺います。

灯油はガソリンなどと比較すると気化するのに時間がかかります。

こぼしてしまった灯油の量にもより違いますが、少量なら乾いたタオルや新聞紙、キッチンペーパーなどで拭き取り、灯油分を極力取り除くことでニオイも落ち着くこともあります。

僕たち消臭業者が施工するような現場では20リットルから数トンくらいの漏油を処理しますので、自然に気化して無臭になるというのはほぼあり得ませんし、あったとしても数年後とかけっこう途方もない日数が必要になります。

よく「灯油がこぼれたので引火して火事にならないか?」とご質問をうけますが、これはあまり心配がいらないかと思います。

灯油の自然発火点は220℃。引火点は40℃。気化した灯油蒸気だけでは火は点かず、空気と灯油蒸気が一定の濃度になった時だけ火が点きます。灯油蒸気の濃度が濃すぎても薄すぎても火が点かないし、空気の濃度も然りです。こちらが分かりやすい資料です。

ライターやタバコなど火の気のあるものを近づけるのは大変危険ですので絶対にやめてください。

灯油は放置すれば乾いて無くなるのか?という点は「灯油の量による」というのが僕の回答です。

ポリタンクの蓋が緩んでいて車にちょっとこぼれた。程度でしたら一週間程度で灯油は気化して臭いも消えてしまうと思います。

北海道の住宅のように灯油の配管が破れていて灯油タンク全部空になった。みたいな漏油量ですと自然に気化はほぼ期待できないと思います。

  • まずは写真を撮りましょう

色々な角度からたくさん撮ります。

こぼれた灯油の量を把握することもおすすめします。

灯油のニオイによる損害は火災保険などでは保証されませんが、灯油が漏れてビチャビチャになったとか灯油が染みてダメになった家財道具や床、壁なんかは保証されることが多いです。ですので、後々かかる様々な費用を保険で補償して頂くために写真は必要です。

  • 漏れたりこぼれた原因を対処しましょう。

設備の故障、配管のトラブル、ひっくり返った、などなど様々な理由があると思います。設備類のトラブルでしたらとりあえず知り合いや近くの設備業者さんへ連絡して対処してもらいます。

一軒家などでしたら家を建ててくれた建築業者さん、仲介してくれた不動産屋さん、マンションアパートでしたら管理会社さんや管理人さんなど、業者へのツテがある人に相談すると対応の優先順位を上げてもらえる場合が多いです。

  • その後の段取りを決めます

このまま自然に乾くのを待つのか?(待って消える量だったのか?)

保険会社へ相談し灯油で使用が出来なくなった家財道具などの相談をする。

消臭が必要なのか?どこに依頼するのか?

リフォーム工事を行うのか?

*ここで注意が必要なのは 「とりあえず様子を見る」という選択をする人が結構多い点です。

様子を見ても灯油の被害は変わりませんし、時間の経過とともに灯油があちこちに浸透していき被害が拡大するケースが多いです。ニオイに関しても時間経過で灯油の臭いが変化し、時間経過後の灯油の臭いの方が我慢できない人が多くなります。健康被害を訴える人も時間経過した灯油臭がきっかけの人が多いと思います。小さなことでも些細な事でも専門的な人に相談するのが良いと思います。

  • 工事や消臭を行う場合

大規模な灯油漏れの場合はリフォーム工事を伴う場合も多いです。

床が灯油で水溜りみたいになっていた、脱衣場が灯油でビチャビチャ、下の階まで灯油が滴り落ちている、壁の色が変わるくらい染みている、床下に灯油がボタボタ垂れ流れている。などです。

ここでも注意が必要で、灯油が染みた建材を交換するだけでは臭いは消えない。という事です。

過去にもありますが、被害個所だけ新品に交換したが臭いが消えずBeクリーンへ相談。新品個所を全て剥がして消臭作業、再度新品の建材でリフォームし直し。なんていう二度手間もあります。

これは断言できますが、交換だけでは臭いは消えません。

火災やペット消臭の場合もそうなんですが、なんせ交換だけで解決すると思っているリフォーム業者さんが多いのが現状です。建築は建築、ニオイはニオイの専門家に相談が良いと思います。

  • 工事や消臭を行わない場合

換気や乾燥などで対応する場合も可能でしたら専門の業者さんに相談し、効率的な換気法などアドバイスをもらうことが理想的だと思います。換気も意外と難しく換気をしているつもりが換気されていないというケースも多々あります。

宣伝ですが、Beクリーンでは本州から施工を依頼されたり、大きな病院など特に空気環境への意識が高い施設からの依頼など、難易度が高い施工も数々完工させた実績や経験が豊富に蓄積されています。

被害の大小は問いませんのでお気軽にご相談ください。

Beクリーンホームページはコチラから

旭川ハウスクリーニング,旭川掃除,旭川美装,各種,消臭,除菌,防カビ,臭気調査,カビ調査など専門的な作業も得意です。

換気扇掃除、換気扇クリーニング、エアコンクリーニング、エアコン分解クリーニング、お風呂掃除、灯油消臭、火災消臭、火事消臭、ペット消臭、タバコ消臭、芳香剤消臭、VOC除去、などなど住まいの掃除から空気空間のお掃除など、ハウスクリーニングからビルメンテナンスまで幅広い守備範囲が自慢です。

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