プロの掃除道具

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常に攻めていたいので新しいものはどんどん試します

広島のお掃除屋さん「白眉」の岩見さんのお勧めのパッドを一枚アイセンさんから送ってもらいました。

アイセン ブラッシュパッドSW
アイセン ブラッシュパッドSW

これ。

アイセン ブラッシュパッドSWというらしいです。

メーカーさんの想定するポジション的には日常清掃で使うパッド。日常清掃のパートさんが自洗機に着けて押して歩くだけのパッド。って立ち位置だと思います。

僕もまだまだ検証の途中なので完全に使いこなしていませんが、これはとても良いものな感触です。

smsジャパンのアクアパッドとかにそっくりなパッドですけど(緑の方を床に当てる)アクアパッドよりは少し硬いのかな?

光沢復元洗浄とかウエットバフで使う、ドライバフ前の水洗いにこれを使うなど、ワックスを塗らずに現場を納めるとか、限りなく薄く1枚塗るとか、ビルドアップさせない床メンテナンスには便利そうな印象です。

先にも書きましたが、まだ届いて日が浅く完全に使いこなせてないので不明な点も多いですが。

僕は木目調長尺シートの最後の濯ぎで使ってみました。

1回目の洗浄はクオリティさんのステンブラシで細かい木目の汚れを掻き出す。バキューム。2回目がコンポジットゴールドでヒールマークとうっすら残っているワックスを除去。バキューム。3回目にブラッシュパッドSWで濯ぎ洗い。

これだけで結構光沢上がりましたね。2回目がコンポジットゴールドじゃなくてシルバーとかだと更にツヤが上がったんでしょうけど。ツイスターを使う場合も黄色でいいや。って現場だと濯ぎをブラッシュパッドSWにするのも面白いかな?と感じました。

白眉の岩見さんは僕が知っている中では日本でトップクラスのバフ管理の達人の方です。バフマスターでしょうね。仙人みたいな孤高の方なので理解されにくいですが、やってることは間違いなくトンデモナイ技術だと思います。

最近はドライバフなどバフ管理はあまり人気が無い工法ですが、バフだけで納められるなら一番いいですよね。だってワックス塗らないから剥離なんて発生しないし、床も汚れないし。

他にもいいもの見つけました

ケルヒャー 掃除機吸い口
ケルヒャー 掃除機吸い口
ケルヒャー 掃除機吸い口
ケルヒャー 掃除機吸い口

家庭用の掃除機を使う掃除屋さんも多いです。業務用でも日立を使ってる人も多い。僕も日立の掃除機を昔は使ってましたけど、Beクリーンのハード環境だと日立の業務用掃除機は1年も持たない。下手したら1年に2回くらい買いなおさないと仕事で使えるレベルの吸引力なんて維持できませんでした。

でもケルヒャーのこの掃除機は10年使っても壊れない。吸引力も下がらない。しかも安い。2万円で余裕でお釣りきますからね。(確か15000円くらいですよ)

純正のゴミパックを紙パックじゃなくて合成繊維パックを使うってのが条件かな?とは思いますが。そしてもったいないからってゴミパックからゴミを抜いて再利用しない。ってのも大事。

たった1枚300円くらいのゴミパックですからどんどん使いましょう(笑)

そんなケルヒャーも吸い口(T字型のノズル)だけは最悪でした(笑)初期型は使いやすかったけどケルヒャーのダメなところで勝手に仕様を変更するんです(しかも頻繁に)吸い口なんて何回変わったか?パイプ系もホースの長さも変わったし。

最新型の吸い口なんて重いし床に傷はいるしで使い物になりませんでした。でも今回の写真の吸い口はとっても使いやすい。軽いし床に傷が入らないし。ただカーペットとか絨毯だと以前の重たくて使えない吸い口の方が吸いました(笑)

でもケルヒャーには大一産業の掃除機のターボノズルが取り付けられます。(ケルヒャー純正のターボノズルは高すぎます)旧型ケルヒャーなら大一産業のターボノズルは変換無しでピッタリ装着可能。新型のパイプが太くなったケルヒャーだと変換パイプ(リデューサー(42) 35mm→32mm変換)があると装着可能です。

大一産業ターボノズル

あとはケルヒャーのウェットバキュームのノズルもどうにかなればいいのにな。って思います。

ケルヒャーは本体は良いんだけど吸い口がダメすぎて話になりません。細かいこと言うならバキュームホースももっと良くなれば良いんだけど、高くなっちゃいますよね。

結局こだわる人はみんな吸い口をバキュマット(昔のJWD120?)とかつやげんのウェットバキューム用とかメタルノズルに取り換えて使ってるんですよね。大昔の日立のウェットバキュームもメタルノズルでしたよね。

ペンギンワックスのウェットバキューム(コードレスの手押し型じゃなくてポット型の方)も吸い口ダメですよね。なんせ吸わない、、

文句ばかりになったけど

清掃資器材のメーカーさんって大手のビルメンばかりを狙った製品開発が多いと思います。

確かにビルメン会社だと掃除機だって「1台2台」じゃなくて何十台まとめて入れ替えとか、買う単位が大きいのは分かりますし、ケミカルだけで年間1000万分くらい買ってくれる。とかなんせ規模がデカいから狙いたい気持ちも分かります。

でも大手のビルメンの企業数よりも零細掃除屋さんとかハウスクリーニング業者さんの方が企業数だけで比較すると圧倒的に数は多いです。

その1社1社が1台づつ、1本づつでも買えば?ものすごい売り上げですよね。

お掃除研究室の大先輩、壱徹さんがお掃除業界に持ち込んだ「ガリガリ君」とみんなが呼んでるラストラーレスポンジ?なんかは今じゃ使ってる掃除屋さんものすごく多いですよね。たった100円でも日本全国の零細掃除屋さんが一度に10コ20コまとめ買いしたらトンデモナイ売上じゃないですか。

こんなこと考えるとメーカーさんも「お客さんが欲しいのはどんな商品か?」ってもっと違う視点で考えられるんじゃないの?って思いますけどね。

という最後まで文句のブログでした(笑)だって超大手のビルメンなんて結局は個人の掃除屋さんに下請け下請けでぶん投げて作業させるとか結局現場で作業してる人は零細とか個人なんですよね。零細とか個人に受ける商品はきっと使いやすいよね。って思う僕でした。

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換気扇掃除、換気扇クリーニング、エアコンクリーニング、エアコン分解クリーニング、お風呂掃除、灯油消臭、火災消臭、火事消臭、ペット消臭、タバコ消臭、芳香剤消臭、VOC除去、などなど住まいの掃除から空気空間のお掃除など、ハウスクリーニングからビルメンテナンスまで幅広い守備範囲が自慢です。

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5件のコメント

  1. 通りすがりの清掃員です
    最近ブログを見て勉強させてもらっています僕の働いてる清掃会社
    の床面定期清掃は昔ながらのやり方で
    緑パッドで洗浄後ワックス2枚塗りして
    終了なのですが
    どこの現場もワックスでコテコテ
    剥離もいっさいしないので
    床面も黒光りしてる状態です
    僕のいる現場は一度剥離して
    その後は一月に1回白パッドで洗浄だけして一年に1回だけsppパッドで
    洗浄してワックス塗布して維持しています
    実際上記のようなワックスコテコテの
    床を剥離せずに減膜?して剥離に近い状態に持って行く事は可能でしょうか?もしよろしければアドバイス頂けたら嬉しいです

    1. コメントありがとうございます。
      黒光りしているコテコテの床を剥離せずに剥離に近い状態まで持っていくことは可能です。
      可能ですけど、洗剤やパッドなど色々工夫が必要かと思います。

      例えばですがメジャーな床洗剤(ハイブリットクリーナーとか洗浄王とか)とSPPの組み合わせで床を洗うとほぼ減膜というかワックスは削れないと思います。
      SPPを使うなら水のみで使うとか、SPPの性能を引き出せる洗剤で洗う必要があります。
      パッドをSPPじゃなくて緑にてメジャーな床洗剤で洗うと幾らかはワックスが取れるでしょうけど、おそらく2枚塗りとかしなきゃツヤ感が出なくて、減ったワックス塗膜以上に塗る必要が出てきます。
      そしてメジャーな床洗剤で洗うとほぼ確実にワックスが黒ずみます。

      大きな投資が不要で比較的取り入れやすい強洗浄(減膜とは違いますけど、塗膜は確実に減らせる方法)として「僕ならこうやるかな?」って一例を書いてみます

      一か月に1度の洗浄を白ではなく黄色(3Mのオートスクラバーバッドにする)で洗う。年に一度のSPPパッドでの洗浄は水のみ使用、SPP洗浄後にペンギンのコンポジットパッドシルバーで再度洗う。ワックス塗布は1枚だけ。
      って感じですかね?

      もしお勤め先で許可が出るならツイスターパッドの赤と黄色を購入されるとさらに良いと思います。

  2. さっそくの返事ありがとうございます
    spp使う時は洗浄王20倍希釈して
    モップで塗布して5分後に洗っていました濯ぎに白パッドを使って
    ワックスは一枚塗布です
    ペンギンのシルバー買って今度使ってみます
    spp使う時の組み合わせの良い洗剤はありますか?ツイスターパッドは
    sppやペンギンのゴールドやシルバーみたいなパッドですか?

    1. SPPを使うなら洗剤無しの水が良いと思います。SPPに合う洗剤もない事ないんですが、購入しにくいかな?と思います。
      SPP洗浄後に白で濯ぎだと、もったいない気がします。紙やすりみたいなイメージですけど、280番で削った後に一気に3000番とかで研磨しませんよね?
      それと同じでSPPの後もSPPの研磨痕を消せる番手のパッドで濯ぐのが理想的だと思います。
      ツイスターパッドはダイヤモンドが含有されてるパッドでSPPやコンポジットとはまた違うパッドです。

      コンポジットはセラミックか何かがパッドに着いている製品だったと思います。

      僕はツイスターパッドが好みなのでツイスターばかり使います。SPPを使うなら新品のSPP,ちょっとくたびれたSPP,ボロボロのSPPとかボロさで番手を調整すると今までよりも良好な結果が出てくると思います。

      1. とりあえず教えてもらったやりかた
        でメンテナンスしてみます!
        床洗浄も色々やり方があるんですね
        奥が深いです笑
        教えてくれてありがとうございます
        ツイスターパッドもまた買ってみます!

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