地下室カビ

カビが見えないけどカビ臭い

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カビ対策業者

カビの仕事をしているので当たり前なんですが、あちこちから「カビ臭い」とか「カビが酷い」とか呼んでもらえて調査なり施工なりを行っています。

時々あるんですけど、目視ではカビは見えないんだけどすんごくカビ臭いお家。

これ困りますよね。僕もあの手この手で調査はしますけど正直なところ「本当に原因突き詰めたいなら壁とか天井ブチ破らせてください」って思います(笑)

スネークスコープみたいな細いところに突っ込めるカメラとかでコンセントのカバー裏の穴とか、照明器具を外して電線の穴とかから裏を見たりはするんです。でもね、やっぱり限度あり。見えないところは見えないんです。

他にも色々と調べるための道具は使いますけど、なんだかんだ言って「壁と天井ブチ破る」ってのが間違いないですね。

「専門業者なのに分からないの?」って言われるんですが、見えない部分は見えないですから「あくまでも推測と過去の施工のパターンに当てはめると、この辺が原因の可能性が高いと考えられます」って話しか出来ないですよね。

今日も目視じゃカビが見えないのにカビ臭いパターン

地下室カビ
地下室カビ

今日は午前中はカビの調査。昼からは違う現場でカビ処理の作業。ちなみに明日もカビ対策です。

写真は午後からの現場。

目視じゃどこにもカビは無いけど、のどが痛くなるくらいカビ臭い。

作業後はカビの臭いは全くしなくなりました。

今回も「殺カビ」「殺カビ②」「カビ臭脱臭」「防カビ」って流れで施工です。

時々お客さんに「数日たってまたカビ臭くなるとかないの?」って聞かれます。

これはなんとも言えないですね。どこまで予算掛けられるかでどの程度の作業が出来るかも変わりますし、そもそも原因がずーっと解決しないならいくら防カビしても限界があります(やらないよりは雲泥の差で違いは出ますけどね)使い方や暮らし方でも違いますし。

雨漏り、天井裏の配管パンクが原因でカビが発生

雨漏りや給排水管のピンホールが原因でカビが生えるってとても多いパターンです。

これの厄介なところは、箇条書きで順番に書いてみます

・水漏れ発生

・部屋に水が垂れてくる

・修理依頼

・漏水の原因か所のみ修理(屋根だったり給排水管のみだったり)

・数か月後に部屋がカビ臭くなる、カビてくる

・漏水修理で保険対応が終わっており、カビて来た時には保険は使えない(全額自腹で払う)

ってパターンです。

なんどかブログに書きましたが、雨漏りなり給排水管のパンクの場合は原因箇所だけ修理しても天井裏なり壁の裏までほぼ確実に水が流れています。なので修理後ただちに天井や屋根、壁を塞いでしまうと内部の水分がいつまでも乾かずカビが発生します。

修理時に僕らみたいなカビ業者に対応してもらってから修理のために開けた穴を塞ぐのが絶対に賢いやり方だと思います。これだと漏水時の保険で対応も可能なことが多いです。

後出しじゃんけんは保険屋さんは認めてくれないですからね。

でもこんなこと知ってる一般の方は少ないし、建築屋さんも「後からカビる」って考えない人が多すぎるんですよね。特に北海道は高気密高断熱の家が多いので壁裏の湿気なんてなかなか発散しにくいと思います。

家の壁を外から見てみると

・外壁

・下地の木

・透湿気密シート(タイベックシートが有名ですか?)

・耐力面材(ダイライトとかが有名ですかね?)

・家の構造材

・断熱材

・気密シート

・石膏ボード

・壁紙

・家の中

ってイメージです。天井も似たような感じで大体できてます。

大体漏水時は気密シートの下の断熱材に水がビチャビチャに含みます。その裏のダイライトとかタイベックシートは湿気は通すと言われてますけど、網戸みたいにスカスカじゃないですから発散量なんて知れてます。ゴアテックスみたいなイメージですかね?

そんなんですからなかなか乾かないんですね。だいたい壁側の通気層ってタイベックと外壁の隙間の下地の木の部分が担ってたりしますからいよいよ乾かない。

カビます。

何が言いたいかというと、住宅でお水のトラブルが発生した場合はちょっと大げさなくらいに修理をするのが良いと思うんです。簡単に修理すると後々カビだとか気が腐るとか湿気で塗装が剥がれてくるとか、もっともっとお金がかかっちゃうトラブルが色々考えられます。

そして住宅を守る保険に皆さん加入されてますが安くはないです。だけど使えるタイミングって結構限られていて、タイミングを逃すと使えません。

使えるタイミングが来たなら高い掛け金払ってるんですから、最大限利用できるようにあれこれ調べたりしてから使うのが良いと思うんです。

ものすごく乱暴にまとめると「水漏れとかトラブルが起きたら大げさかもしれないけどみんなBeクリーンにも相談してね」ってことですね(笑)

先日読んだネットの記事にも書いてました。

床下浸水などで被災した住宅なんかだと大げさではなくデータで示されてますけど、レジオネラ肺炎、レプトスピラ症、破傷風など病気の可能性が高まります。

ただ見た目をキレイに復旧するだけでは足りないってことですね。

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旭川ハウスクリーニング,旭川掃除,旭川美装,各種,消臭,除菌,防カビ,臭気調査,カビ調査など専門的な作業も得意です。

換気扇掃除、換気扇クリーニング、エアコンクリーニング、エアコン分解クリーニング、お風呂掃除、灯油消臭、火災消臭、火事消臭、ペット消臭、タバコ消臭、芳香剤消臭、VOC除去、などなど住まいの掃除から空気空間のお掃除など、ハウスクリーニングからビルメンテナンスまで幅広い守備範囲が自慢です。

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