排水管の高圧洗浄は定期的に行うのがいいと思う
排水管って大体皆さん詰まってから「詰まった!大至急どうにかして!!」みたいなのが多いんです。
でも世の中何事も緊急って割増しになりがちです。
だって業者さんも他の仕事を無理やりずらして大急ぎの作業に取り掛かるんだもん、割増しにならないわけがないですよね。
なので日常的に排水管の洗浄は行うべきだと僕は思います。
ホームセンターやドラッグストアに売っている排水管洗浄剤ではあまり意味がない気はするんですが。。排水管って長いですし、床の下では縦じゃなくて横に走っていますから、そのパイプの中に1リットル有るか無いかの薬剤を入れてもどれだけ効くの?っていうのは想像すると分かりますよね。
作業してきました

こんな感じで作業します。
この現場は排水口が十数か所あり、グリストラップまでの横引き管も結構複雑に走ってましたから、まずはグリストラップから1本、そのあと一番遠くの排水口から順番に洗っていき、最後にもう一度グリストラップから1本。って感じで洗いました。
グリストラップが一番奥にあって、横引き管が手前から奥まで一直線。とかだと、各排水口から洗って、最後にグリストラップ。でも良いのかもしれません。(詰まってない場合はね)
ここからはウンチクコーナーです
洗管専門の会社さんだと、車が高圧洗浄機になっているとか、エンジン式の高圧洗浄機を車に積みっぱなしとかが多いです。
Beクリーンにもエンジン式の高圧洗浄機はありますが、軽度の詰まりとか洗管だと写真の100V(業務用ですけど)を使います。確かですけど、作業場所によっては排水管高圧洗浄は150キロ以上の圧力でなければいけない、って決まっている所もあった気がします。そうなるとエンジン式しか使えませんね。
家庭用のケルヒャーの高圧洗浄機も数台持ってますがやはり業務用と家庭用ではカタログスペックが同じでも圧力とか水量が全然違うような気がします。(僕の体感なので当てになるかどうかは知りませんけど、、)
最近はあちこちで「あいつは教えてくれね~」みたいな嫌味を言われるので、今日は詳しく書いてみようと思います(笑)
洗管ホースは基本的に写真のワイヤータイプ(スズランノズル)と写真の上の方の黒いゴムホースを使います。
ゴムホースの方はノズルが、標準、サイクロン、回転と付け替えられます(全部別売りなのでホースだけ持っていても意味ないです)太いワイヤータイプのホースもあります。この辺りは好みもあると思います。プロは太いのも細いのもワイヤータイプを使う人が多い気がします。
一般家庭とか厨房だと冷蔵庫の排水とか細い塩ビ管で排水されている箇所はワイヤータイプがグニャグニャ曲がって奥まで届きやすいです。ホースタイプはL字の継手2か所くらい超えると厳しくなってきますね。
ただ、ワイヤーについているスズランノズルは進行方向に対して後ろ側にしか水が出ませんから排水の上流側(家庭だとシンクの排水口とか)から洗管すると汚れがシンク側に流れてきやすいです。
標準ノズルは前にも後ろにも出ます。(前に1本、後ろに3本とかが多いですかね?サイクロンは前に1本、後ろに3本サイクロンで出るので、推進力が桁違い、回転式は細いホースで太い管を洗うのに便利で、前にも後ろにも出ませんけど、真横に何本か水が出て回転します。なので排水管の中を満遍なく高圧洗浄可能です)
排水管洗浄の基本は下流から(家だと外にある汚水枡とか厨房だとグリストラップか、屋外第一枡)が一般的です。
状況によって上流から洗管もあります。(トーラーを使うときとか、枡からじゃ通らないので、とりあえず上流からとか)分かっていて上流から洗管だと良いですけど、分かってないのに上流から洗管は良くないと思います。
慣れてくると排水管が貫通したとか、まだ詰まってる、タオル詰まってる?とか木の枝かな?これって排水管途中で外れてる??とか感覚でわかると思うんですけど、慣れるまではグリストラップがある現場なら目視でグリストラップまでホースが出てきたとか、そういう感じで確認すると良いと思います。
家庭のキッチンとかでグリストラップがない場合は、シンクに水をためるとか20リットルくらい水をいっぺんに流して、キチンときれいに渦を巻いて排水していくと詰まりが抜けているケースが多いと思います。詰まっていると渦にならずにゴボゴボ言いながら汚い流れ方をするように思います。
ほかにも色々注意点がありますが、面倒になってきました(笑)
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