ワックス 光沢

喫煙室跡の床が黄色くて汚いからキレイにしてほしい。というご依頼を頂きました。

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今回は消臭じゃなくて床がメインの作業です

喫煙室を撤去したから消臭して欲しい!ってご依頼はあるんですけど、床が黄色いからキレイにして。ってだけのご依頼は初めてかもしれません。消臭のついでに床も洗うことはあるんですけどね。

喫煙室跡の床黄ばみ
喫煙室跡の床黄ばみ

こんな感じで「部屋があったんだね」って分かる感じです。

でも、ここだけ床をキレイにすると他の個所とクッキリハッキリ違いが出てしまいます。「それでも黄色いよりはいい」とのことでしたので作業しました。

お役所仕事でしたので本当は黒板が写ってるんですが、黒板なしバージョンも撮っておきました。

ワックスの剥離(ワックスを剥がしちゃう作業です)

ヤニによる床の黄ばみは落ちないことも多いんですけど、今回の現場は「ある程度キレイになるかな?」って印象だったので剥離で対応しました。

最近あちこちで掃除屋さんが動画とか載せてて面白いんです。そんな中で「ワックスの剥離」みたいな動画もあり見てるとナルビー(カミソリの刃みたいな刃物)とかスクレーパー(ヘラですね)でワックスをひたすら削ってる人多く見かけます。

悪いわけじゃないけど、そんなことしてたら作業時間だけ無駄に長くなる気がします。

僕は攪拌剥離という工法で剥離を行います。

最新式が全て良いわけじゃないですけど、攪拌剥離はものすごく楽に、そしてものすごくキレイに剥離作業が可能です。ちなみに僕はポリッシャーにはZAKじゃなくてQプラチナム(今はβ-15って言うのかな?)を着けて作業してます。なんかこっちの方がしっくりくるような気がして(笑)

キューブルームとキューブルームZAKは必須の道具ですけど、ポリッシャーはZAKじゃなくて汎用性の高いQプラチナム(β-15?)でもいいのかな?って思ったり思わなかったり。。。

ワックス剥離
ワックス剥離
ワックス剥離
ワックス剥離
ワックス剥離
ワックス剥離

うちの親父は機械になんでもかんでも「Beクリーン」って名前書きます(笑)

作業工程

今回は「この部分がキレイになれば他の部分も仕事もらえるかな?」って期待もあり全部自分でやりました。社員さんを信頼してないわけじゃないけど、全部自分でやれば納得かな?って思いまして。

1.ウェットダスターで除塵します。これは絶対やった方がいいですね。

2.剥離剤を撒きます。(ドクターリムーバー80倍希釈にヒートホーク添加。ついでにあと2品添加)剥離剤が薄すぎるのは持ってった剥離剤が車でこぼれてて殆ど残ってなかったからです(笑)

3.キューブルームとかキューブルームZAKで撫でます。本当に「撫でる」って感じで良いのかな?って思います。

4.乾くまで待ちます。タバコ3本くらい吸ったら乾いてるんじゃないでしょうか?

5.ポリッシャーにQプラチナムを着けてお水を出しながら剥離します。均等に洗います。

6.バキュームで吸います。なるべくキレイに吸いたいですね。

ここからは仕上がりを良くするために隠し味?ひと手間ふた手間余計なお世話です。

7.ポリッシャーにSPPパッド(僕はアメリカ3MのSPP的なのを使ってます。厳密に言うとSPPではないらしいですけど(3Mじゃないのでね)、ほぼ同じじゃないの?って思いますけどね。)を着けて濯ぎ洗いします

8.またバキュームです。面倒ですけどきちんと吸いましょう。

9.今度は自洗機にナノテックシステムのオレンジとラクダ色のパッドを着けて洗います。ここはただの水じゃなくて残留洗剤の回収率がものすごく高い洗剤を入れてあげます。この工程で光沢がちょっとあがります。上がらなければ洗い方に難ありなので工夫してみてください。洗剤を出しながら洗って、吸い取りますよ。

10.さらに自洗機にナノテックシステムのMF6000とMF10000を着けてナノバブル水で濯ぎ洗いします。ここでも光沢がちょっと上がります。上がらなければ洗い方に難ありなので工夫してみてください。

11.ワックスを塗ります。今回はユシロのグロススペックを塗りました。光沢もそれなりで耐久性も良いワックスだと思います。

12.自洗機のMF10000を着けて皮膜硬化水で洗います。

タバコで床が黄ばむ
タバコで床が黄ばむ

こんな感じです。黄ばみが抜けきらない箇所もありましたが、まー悪くは無いと思います。

角度を変えると分かりやすいんですが、きちんと平滑洗浄で終わらせるとワックス1枚でもものすごく光ります。

ワックス 光沢
ワックス 光沢

バッチリ乾いています。作業していない箇所との差がすごいですよね。ワックス1枚でこれだけ光ればいいと思います。

剥離の後って2枚とか3枚とか多い人なら6枚とかワックス塗りますよね。

僕はせっかく剥離したんだからワックスは薄く塗膜はしっかり。って思うのです。

塗膜がしっかりと密着して硬化していればそんなに早いスパンでワックスは傷まないと思っています。

今回は攪拌剥離とナノテックシステムの合わせ技で作業でした。攪拌剥離とナノテックシステムはものすごく相性がいいと思います。

剥離後にワックス1枚で「ツヤが足りない、もう一枚塗ろう」って感じのお掃除屋さんで「でも分厚くしたくない~」って思っている人がいれば、是非試してみてください(笑)

工程12までやってもワックスを3枚とか塗ることを考えたら時間の差はほぼ無いと思いますよ。

ちなみに今回の作業は一人で1.5時間ですし。(床だけね。ガラスとかその他諸々もやったからトータルで3時間ですけど)

たぶん工程の1~7まででも十分で。9までやればバッチリだと思います。

そして僕は最後に水拭きしません。する必要が無いからですね。

ダメな剥離だと剥離して水拭きしてワックス。ってパターンとか、バキュームを使わないのもアウトですね。チリトリとカッパギで汚水回収とか全くダメだと思います。

フローリングをポリッシャーで洗ってチリトリで汚水回収している写真を載せてる人(一部の間では重鎮らしいですね、、、)を見ましたが、これなんて「掃除屋さんを名乗らないでください」ってレベルのダメ施工だと思います(笑)

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