不動産屋さんのトレンド

不動産業界も競争が激しいです

旭川市は不動産業界のシェアの奪い合いがものすごく激化している印象です。

一般的な不動産屋さんのイメージは「部屋を借りたいから○○不動産に行って、物件を探してもらおう」って感じでしょうか?

僕たちは客付けとか言うんですけど、仲介専門の会社さんも多いです。紹介するごとに仲介手数料を受け取り商売するシステム。手数料のほかに消臭スプレーとか色々オプションを販売したりしていますよね。

他には建物の管理がメインの不動産屋さん。小さな不動産屋さんだと自社で管理している物件を優先して入居者を入れようとします。

各部屋の家賃の数%を管理料として受け取り、建物の保守保全を行う商売です。

客付けと管理どちらも行う会社もありますが、最近の流れでは管理は人気が無いので、外注とか別会社にするとかが流行ってきつつあります。

後は売買物件専門の不動産屋さん、大きな土地などのリースや販売専門の不動産屋さんとか、色々と種類はあります。

レオパレス、大東建託

僕も長いこと不動産屋さん関係の清掃をしていますが、なんだかんだ言ってレオパレスと大東建託の影響力というのはすさまじいものがあり、両社の管理システムは物凄く洗練されていると思います。

その分出入り業者は厳しい部分もあったりしますが、システムとして見ると「すごい」って感心します。

旭川では空室物件の鍵はダイヤル鍵とかキーボックスシステムが主流になり、いまだに「鍵を事務所に借りに来て」なんていう古風な不動産屋さんは本当に本当に少なくなりました。

これも大東建託では昔から当たり前にやっていたことで、事務所で鍵の管理を行う人が居なくて済むし、僕たちもいちいち借りに行く無駄な手間がありません。

数年前に爆発して話題になった消臭スプレーの仕組みはレオパレスが作ったものですよね。これもものすごい利益率の高いオプションで仲介件数が多ければ多いほど売り上げはすごかったと思います。

さっき行った物件にウエルカムバスケット?みたいな、粗品のプレゼントが置いてありました。

こんなのも大東建託では当たり前に行われていたことです。

もっときちんとした専用のギフト箱みたいなものに詰められていましたけどね。

大東建託ではその地域のごみ袋を1枚サービスで置いておくとか、内覧用にメジャーを置いておいて、カーテンの寸法や洗濯機の寸法を測れたりするサービスがあったりもしますね。

地元の不動産屋さんもこういう流れを追いかけており、ダイヤル鍵に始まり、排水口にサランラップを貼るとか、止水栓の場所をお知らせするラベルを設置するとか、簡単な造花や家具で暮らしのイメージを掴みやすくするとか、大手の真似がどんどん始まっています。

出入り業者はどうなるのか?

大手だと「退去日から一週間以内に美装まで全て完工すること」って独自のルールがあったりします。

修繕の必要な部屋だと設備工事内装工事などがあり、滅茶苦茶タイトなスケジュールの最後が美装になり、予定が立てにくくなります。

他にも「一社で工事も美装も全て行え」みたいなルールがあるところもあり、美装屋さんがクロスを貼るとか、建築屋さんが美装部門を抱えるとか、無茶苦茶な状態になってきます。

管理会社の仕事であった、退去時の立会いとか、入居前の部屋の立ち上げなんかも美装屋さんとか建築屋さんにやらせようとする動きも出てきています。

要は管理会社も人手不足で全ては回り切れないので、人を雇うよりは外注に出す方が安いし、手っ取り早い。何かあっても責任は外注業者に負わせればいい。という考えなんでしょう。

とっても理解できる合理的な話だと思います。が、出入り業者の専門以外を押し付けると出入り業者の負担がものすごく増えます。美装屋さんなら「美装だけでも精一杯なのに、他の仕事なんて出来ないよ」ってなりますよね。

これからどうなるの?

これから不動産屋さんの業界はどうなるんでしょうね?

大手のビジネスモデルを無理矢理地方の企業に当てはめようとしても無理が出てくるように思います。大東建託なんかはうちも昔はビッチリ仕事してましたが、無理なことは言いますけど、一部の作業に関しての単価だけなら旭川市内の相場の倍以上の金額が多かったですし。無理を聞いても十分に利益が出せる内容でした。

きっと大手の会社は新たなサービスなり決まりを作るのに、とても頭のいい人が試算したりシュミレーションして決定されていると思います。

たんなる思い付きとか閃きだけで「よし!業者にこれもやらせよう!!」とはなっていないと思います。

売買物件なんかは今はモデルルーム風にして家具もセットで販売とか、カーポート無料で施工とかが流行りですね。

不動産屋さんが出入りの建築屋さんに安く新築を建てさせて、まともな値段で未使用住宅で販売とかも流行りです。

発注数の多い会社には資材も安く入りますから、安く作った分利益は乗せやすいんでしょう。

僕たち清掃業者も不動産屋さん主導の大きなうねりに飲み込まれないように、掃除屋さんからもアクションを起こせる動きをしていかなければいけないと思います。とりあえず準備は進めているので、年内には旭川の掃除屋さんは結束が強くなり、ちょっとした動きを見せられるのでは?と考えています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 星野 英彦 より:

    旭川や北海道の状況がわかり勉強になりました。自分も大東さんやってましたがクリーニングは全国一律のためか悪くはないですね。
    一人親方よりも一括して施工管理できるところにまかせる方針らしいですが、全国的に機能してないようです。一概に一括管理できる業者がいいかというとそんなこともないとおもいますし、餅は餅屋だとは思います。

    • be-clean より:

      コメントありがとうございます。
      餅は餅屋、正にその通りですよね!なんでも高水準で施工できる職人さんもいるのかもしれませんが、建築業界でも細かく分業で建物が出来上がることを考えると、何でも屋さんは良いことばかりではないのかな?と思ってしまいます。