取捨選択

人間って生きて行く上で沢山の人に出会いますよね。仕事をしていれば自分の交友関係から遥かに外れた人たちとも出会います。

類は共を呼ぶとか、引き寄せの法則とか色々言われますが、僕はこういう現象は絶対間違いないと思っています。これは仕方のないことで同じような環境や学歴、趣味嗜好の人が一まとめのグループとしてまとまりやすいです。

お金持ちの多い地域に公共施設を建てるのに「ブランドイメージが」なんて話題になりましたが、同じような経済力の人たちは同じような場所に住み、同じような暮らし振りである可能性が高くなるんでしょう。これって多分マーケティングの考えの中のターゲティングという部分にも通じるのか?

1杯1500円のお水を提供する飲食店が旭川市で商売が出来るか?出来ません、こういう客層は東京の高級住宅街にはいるんだろうね。とか、脱線しましたが、類は友を呼ぶんだと思います。

僕の自宅なんかも同じ工務店さんが6つも8つも同じような家を建てて建売で売っていたエリアですから、僕の町内会のメンバーは僕と似たような家族構成で、ほぼ近い年齢ですし。当麻町の市外1区にビルゲイツは家を建てません。多分。

僕は基本的には相手に嫌われていたとしても自分が相手を嫌いではない限りはその人を避けたりはしません。僕が嫌いな相手にでも極端に横柄な態度はとりませんし、避けたりはしないと思います。

ただ仕事となると取捨選択といいますか、この人とは合わないなと思う人とは仕事をしません。

もちろん仕事ですから辛抱しなければいけないことや、不条理でも従わなければいけない事は沢山あるのは理解しているつもりです。僕なんかは清掃業ですから理不尽だったり不当な扱いを受ける事は沢山あります。建築業会では際末端の業種ですし、僕たちは建物を作るわけではないですから、やはり扱いは低いと思います。

そんな底辺の労働者層の僕でも本当に低くて低くて誰にも見つけてももらえない程度のプライドって物は持ち合わせています。

僕の親父がBeクリーンを設立する時に「馬鹿には馬鹿なりのプライドがあるんだ、それだけは譲れないし守らないと」って今は無き当麻町公衆浴場で言っていたのを未だに鮮明に思い出します。

僕はきっと世間一般の家族企業の中でも比較的親父とは仲よくやっているほうだと思います。もちろんぶつかる事も多いですが、心のどこかでいつも「馬鹿のプライド」って話と「値下げしてまで仕事をもらうくらいなら貧乏でもいい」「相性の合わないお客さんの仕事は絶対に請けない」って親父のポリシーだけは破れない不文律としてあります。

今日はあるお仕事を「あとは注文書と注文請書にサインして印鑑を押せば契約」ってところでお断りしました。

僕としてもとても悩んだ選択ですし、申し訳ない気持ちもありますが、僕のプライドや不文律を破ってまでの我慢と辛抱をするお仕事なら気持ち良くお引き受けできませんし、きっといい結果も出ませんし。

普段何気なく使っている言葉や話し方のニュアンス、表情、様々なものが他者に不快な思いをさせている場合って時々あると思います。

誰に対しても印象のいい人って多くないと思います。僕も自分の態度でお客さんを怒らせてしまう事はありますし、自分はきちんとしている、という話にはなりません。それは自覚しています。

建築業って荒っぽい人が比較的多いですし、なんかよく分からない意地悪をする人もいます。それも業界の常識なんだと割り切ってはいます。

それでも僕は親しき仲にも礼儀あり、初対面や交流が少ない人には礼儀というものは必要だと思います。相手を必ずしも敬いなさいなんて高尚な事は僕は言えた物ではありませんが、それでも、例え相手が子供でも悪い人でもどこかに敬意をもつことは必要だろうと僕は考えています。

考え方が違う、価値観が違うといえばそれまでですが、取捨選択、僕はこの人たちとは仕事が出来ないという選択をする自由は僕には保証されていると思うし、僕が誰かの取捨選択の中で選択されなかったとしても、それは受け入れなければいけないことだと思っています。

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コメント

  1. 西 より:

    親しき仲にも礼儀あり…間違い無いですね。

    経験年数が自分より少ない、自分が出来る事が出来ない、年下、マイナーメーカーの道具を使っている、軽に乗っている、自分より安い服を着ている、アイコスを持っていない、掃除屋、ネットゲームが下手、等々どーでも良い理由でロクに付き合いもないのに人を見下せる人っていますね。
    全く意味がわかりません。

    出会った方々には失礼の無い様にしてるつもりですが、何か気になる事があれば叱ってくださいね(笑)

    • be-clean より:

      人それぞれ「正解!」ってことが違うので判断が難しいですが、出来ればみなさんそれぞれ敬意を持って接していられればいいですよね。